卵巣嚢腫摘出手術から妊娠までの道のり〜日々の養生で冷えをとる〜 

卵巣嚢腫摘出手術から妊娠までの道のり〜日々の養生で冷えをとる〜 

2022年12月
ジエノゲスト(子宮内膜症治療薬)をやめて1年ちょっと
妊娠が分かりました!!!
これは1年の頑張りという訳ではなくて、卵巣嚢腫摘出手術から約5年の頑張りがあったから。
これを機に振り返ってみます。

手術したら治ると思ってた4回目の入院

約5年前、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)の摘出と、子宮内膜の癒着を焼き切る手術をしました。
それまでに3回入院していて、癌マーカーも高いし、いよいよ取るということで、
やっとおさらば!悪いところを取ったら治る!と思っていました。
ところがそれは、今思えば、やっとスタートラインに強制的に立っただけ!!笑
当然のように、また半年後には再発するからと言われて、えー!?っとなっていました

自分の生活を振り返り、冷えを取る5年間〜鍼灸治療と一緒に〜

手術すれば治ると思っていたのに…激痛での入院はもうこりごり。
どうしたらいいかわからなくて、当時たまたま近くに開業した鍼灸院に行きました。
体質からしっかり診てくれるところで、自分ではわからなかった体の様子に気づけました。

「アイス食べました?」
「便出てないでしょ」
「パソコン仕事、今週も頑張らはったんですね」

…なんでそんなことわかるん!?笑

毎回驚きの診療後には体がぽかぽかしていました。
毎週行くのが、その週の生活の答え合わせみたいで、面白かった。
家でもお灸をしたり、食事やセルフマッサージに気をつけたりしました。

服装も変えました。
今でさえ「着物の人を見かけたら、かなこさん」と言われますが、
元々はワンピースに素足にサンダルが大好き。高校生の頃はミニスカートにニーハイだった。
学生の頃から着物は好きだったけれど、本気で毎日着物にしたのは手術後から。
しかもパンツもやめて、ふんどしにしました。
なぜかというと「冷えとり」のため。温めて、締め付けをやめて血行を良く。
サンダルは捨てました。マジで。

ある日ふと鏡を見たら、自分の顔色が良くなっていることに気がつきました。
というか、顔色が悪かったことに気がつきました。
子どもの頃から、大人になっても毎年悩まされていた、霜焼けにならなくなりました。
そしてお腹も痛くなくなりました。

自分の体に目を向ける習慣づくり

2023年。年が変わって、何か新しいことを始めるにはピッタリ。
ぜひ、自分の体に目を向ける習慣づくり、おすすめです。

1人でするのに自信がない私のような人には、伴走者を見つけて定期的に通うのが効果的。
治療を受けている時間が、自分の振り返り時間になり、治療以上の効果があると思います。

(まあ、診察したら何でもお見通しの鍼灸院の先生は、同い年の男性なので、正直恥ずかしかったですが笑。 ※もくじき鍼灸院 https://mokujiki.net 今や夫です。)

不妊治療への理解が進むといいな

私の場合、排卵障害もあり、産婦人科に通って、排卵促進の注射をしたりもしました。
高度医療と呼ばれる体外受精などよりは全然手前のステージでしたが、それでも通う負担はありました。
卵子が育っているか、排卵しているか…エコーで確認するので、そのタイミングで(毎週1、2回)通う必要があります。
仕事をフルタイムでしながら、鍼灸とかも合わせて、毎月6〜10回通うのは、なかなかきつい。
しかし仕事を休んで治療に専念しますというのも、心理的負担があります。(専業主婦も辛いだろうな)

いろいろな形で、不妊治療の理解が進むといいな、と思います。

ちなみに、私の住んでいる南丹市の場合は、保険適用の治療のみではありますが、不妊治療補助金があります。助かりました!ありがとう南丹市

まだちゃんと生まれてくるかは分からないけれど、この5年を振り返り。
子どもには、来てくれてありがとう!と言いたいです

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