妊婦でも和装!?着物がマタニティウエアにピッタリな3つの理由
- 2023.05.28
- 和文化・手作りの楽しみ
妊娠後期に入り、よく聞かれること
「出産するまで着物を着続けるんですか?」
もちろん着ようと思っています。
というか、むしろ着物って合理的
入院のために必要なものも
前びらきのパジャマ→和装の寝巻き
寝たまま股が開くショーツ→ふんどし
いつものでいけるやん!?
この機会に
着物がマタニティウエアにピッタリな理由を3つにまとめました
1、冷えとり、温活になる
まず妊活時も含めての全体期間に言えること
体を冷やさない、いわゆる温活ができます!
着物は丈が長く、ロングスカートのようなものなので、足を冷やしません
足の付け根を締め付けないので、下半身の血流も悪くなりません
巻きスカート状になっているので、極寒の時期でも、重ねばきしても目立たない
私のような瘀血体質でも、子宮内膜症の改善に少なからず役立ったと思います。
加えて、帯は、いわば腹巻きのように、腹部を守ってくれます。
上半身は涼しめで
お腹から腰、足が暖かい
湿気の多い日本にとても合っている民族衣装です。
2、好きな締め具合に調整できる帯
帯が苦しくないか、と言われますが
自分で着付けができるようになると、苦しくありません。
腰紐も、帯も
基本的に弾力性がないので、好きなゆるさにできます。
ゴムのベルトを、帯や帯締め代わりにすることもありますが
これの方がむしろ、勝手に締まるので、苦しい時があります
妊娠初期でお腹が出ていない時期も
締め付ける服は気分が悪くなったりします。
服自体に、ウエストの位置が決まっていないので
その時のお腹の様子によって、楽な位置にすることができます。
3、日々変わる体型に対応
妊娠中は、どんどん体型が変わります。
お腹も出てくるし、バストも2サイズぐらいアップします。
女性の着物には、男性の着物にはない作りがあります。
その中でも
おはしょり…着丈を調整するため腰部分で折りたたむ余分な布
八つ口(身八つ口)…両脇部分の空洞
これらは、私も正直、なぜ女性の着物にしかないのかわかりませんでした。
着丈ちょうどの方が着付けが楽だし、脇から肌が見えることもない。
これ、妊娠時にはめっちゃ重要でした!
妊娠時には腹囲が変わるので、腰で紐が留められなくなります。
ウエストで留めてていた紐を、アンダーバストの位置で留めることになる。
おはしょりがあるおかげで
体型が変わっても、好きな位置で、着丈を調整できるようになるんです。
バストアップに対しても、八つ口があるおかげで、対応できます。
その時のサイズに合わせて、突っ張ることも弛むこともなく着付けできます。
なんと合理的!
感動すら覚えました。
子育ても着物でしたい
産んだ後の子育ても、着物でできたらいいな、と思っています。
授乳がしやすい服の広告が、ネットで出て来るようになりましたが笑
着物はそもそも、前開きなので、授乳しやすそう。
江戸時代の子育てはどうしていたのかな…と少し調べてみたら
男女関わらず、街中で上半身を出していても平気だったそうです。
流石に、令和の時代にそれは無理ですが
着物の羽織はゆったりしているし、授乳ケープがわりになりそうですね。
母乳育児ができそうでしたらやってみたいです。
もう1つやってみたいこと
子どもをおんぶした上に着物を羽織るスタイル
昔の日本でそうしている絵や写真が残っていて
めっちゃ可愛い!!!
着物子育て、今から楽しみです♪