息ぬきと梅仕事〜いい塩梅のつくりかた〜
- 2018.07.04
- 季節と自然と健康
「工芸作家」ってどんなイメージがありますか?
眉間にシワをよせて黙々と机に向かっている?
いつもお世話になっている作家さんのところへ行った時のことです
はい。作業中にお邪魔してしまったのですが、制作作業ではなく草刈り作業中でした。
※制作作業中はお声がけしません。真剣作業なので。
※草刈り作業も大切な仕事です。村が村であり続ける所以は草刈りをきちんとしてるからだと思う。
何事も、真剣に取り組む時は真剣に取り組んで、息抜きも必要です。
田舎においては、工芸制作と農業を両立させておられるかたも多いです。
自然の中の美しさを制作に活かすという面もありますし、いい運動になるからとか、いろんな理由でされてます。
いい塩梅がだいじ。
かなこは息抜きとしてお料理をすることが多いです。
今回は「いい塩梅」の「塩梅」を作りましたよ。
梅風味のピンク色のお塩です(うつわは南丹市美山町の工房風舎さん)
いただきものの、あまごと、万願寺とうがらしにかけて(うつわは南丹市八木町の櫻井靖泰さん)
冷やし麺と一緒に(うつわは南丹市園部町の熊本一哉さん)
かわいい色して、いろいろ使えるんです。
これ、去年つけた梅干しの、梅酢を使って作っています。
作り方はこちら
ひたすら、煮詰めるだけです。
仕事に煮詰まったときは、じっくり鍋をみつめるのが結構好き。
ゆっくりと、自然の力にまかせて「なっていく」ものは美しい。
紫蘇も、ゆっくりと乾いて、ゆかりになっていきます。
今年の梅は、梅干しと梅酒かなあ
仕事も遊びも、いい塩梅でいきましょう。