暑さ乗り切る盆踊り!?天災を乗り越える助け合い
- 2018.07.22
- 季節と自然と健康
めっっっっちゃ暑い日が続いてます。
激甚災害にも認定された豪雨(関連記事こちらから)から2週間、40度近い高温が続いてます。
そんな中、地域のまつりをめぐるイベントを企画したり、盆踊り保存会の活動に参加したりしていました。
暑さで中止になるイベントも多いですが、夏祭りのワクワク感は、大事だなーと改めて思いました!
京都南丹エリアでは、近松門左衛門が作った浄瑠璃を崩した丹波音頭とその踊りが伝統的に歌い踊りつがれています。
生歌の音頭取りさんがやぐらに上がって、その歌にあわせ、踊りても合いの手を入れながら踊ります。
名古屋にいた時はこの手の音頭はなくて、引っ越して驚きました。
保存会が各所で立ち上がり、毎年持ち回りでフェスティバルが開かれているのもうなづけます。
震度5弱の地震…激甚災害に指定されるほどの豪雨、溢れんばかりの川のそばで避難指示…2週間以上(たぶん3週間以上なりそう)続く日照りで毎日40度…
命の危険がいっぱいの自然環境のなかで、なんでみんなで踊っているのか…??
昔から日本は、共同作業、助け合いで、夏を乗り切らないとしょうがなかったからなんじゃないかなと、踊りながら思いました。
田植えも、水の管理も、稲刈りも、刈った稲わらで屋根をふくことも、全てが共同作業。
「てんごり」(南丹美山地方の方言で、みんなで協力して、かやぶき屋根の葺き替えなどを行うこと)だなあと。
南国の、ほぼ一年中気候が変わらない国でしばらく働いていた母の話をきくと、
そのとある国は、いつでも果物が手軽に手に入るし、自然災害から見を守らないといけないことも少ないということ。
だから、共同作業が苦手な国民性になるのかも?と話していました。(みんなで踊るようなお祭りもあるけどね)
昔は商店街の端から端まで、盆踊りを踊りながら練り歩いたとききました。
昔ほどは共同作業しないといけないことも少なくなっているかと思いますが、たまにはみんなで盆踊り!も楽しいかと。
いい汗かいて、夏をのりきりましょう。
仕事仲間が撮ってくれたお祭りの様子