川の側で暮らす〜上流は下流を思い、下流は上流に感謝する〜
- 2018.07.07
- 季節と自然と健康
西日本を中心に雨が降り続き災害がおこっています。
七夕なんだけどなあ。天帝!何卒!!
小さいころの身近な川といえば、下水処理場が水源の堀川だった、私。
2000年の東海豪雨の時は10歳で、道が川になったことをうっすら覚えているくらい。
一級河川の側での生活にびっくりです。
雨の中来てくださったお客様、見回りをしておられる消防団員…
大変頭が下がります。ありがとうございます。
商品を高いところに避難して、デザイン仕事のデータを取り出して…避難場所って何を持っていったらいいのやら?
桂川の水位情報を見守ったり
桂川の水位を決める、日吉ダムの攻防を見守ったり
南丹市情報センターが監視カメラを設置している川の映像を見守ったり※↑色の違う字を押すと各サイトが見られます
見るだけで、心の中で各所職員さんを応援することしかできませんが^^;
なんとか落ち着いてきたみたいで少しほっとしています。
もう、いつもと全然様子が違ってびっくりしましたよ。(現在進行系やけど)
「上流は下流を思い、下流は上流に感謝する」という
全国水源の里の標語を思い出していました。
これは、過疎化・高齢化が進んで消滅の危機にひんしている地域を「全国水源の里」と呼んで大切にしようという、全国170の団体が参加する運動。▶リンク【水源の里】
数年前に全国大会に行ってみて、その想いに感銘をうけましたが、今回の水災害で、改めて大切なことだなあと。
京都・嵐山でも被害が出ていますが、なんとかこの被害にとどめているのは、上流の日吉ダムや、そのまた上流の村々の、山の手入れのおかげだったり。
※いつもはこんなかんじの素敵な川なんですよ〜
今度、川べりを自転車で走って、友禅和紙やくみ糸の工房を巡るツアー▶リンク【南丹の技をめぐる】や
夏休み期間に地域の山でとれた材木の端材などを使っての自由工作スペースをひらく▶リンク【つくりましてん】企画をするのです
今回感じたことを忘れずに、山や川が身近にある暮らしを楽しんでいけたらな、と思いました。