ものが生まれる土地の力①ー大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ、CreatorDaysNANTANー

ものが生まれる土地の力①ー大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ、CreatorDaysNANTANー

超大型GWだった2019年。
いつもはそんな時には出かけないけれど、今年は思い切って、少しだけ旅に出ました。

行き先は新潟。
モタモタしすぎて宿の選択肢がなく、まさかのキャンプ場泊!
でも、雪山も、海も、新緑も、チューリップも、めちゃ綺麗でした。

芸術・民芸も、そういった土地だから、生まれるものがあるなあと。
ちょうど、5月末に、京都・南丹でも、ものづくりの現場をオープンにする取り組みがあります。
「この場所」だからできる良さはなにか?考える良い機会でした。

大地の芸術祭の里。越後妻有アートトリエンナーレ

瀬戸内国際芸術祭、あいちトリエンナーレなど、地域振興につながる芸術の取り組みは、昨今様々なところで開催されています。
中でも越後妻有は、過疎高齢化が進む豪雪地域なのにもかかわらず、2000年からいち早く取り組んでいる地域で、去年の来場者数は54万人。大きな経済効果をもたらしています。

今年はトリエンナーレの年ではないのですが、過去の作品を公開したり、春の里山らしさあふれる「山菜」をテーマにした展示が目白押しでした。

ピックアップ3施設

うぶすなの家

山奥にある茅葺きの家。地元の作家のうつわで、地元のお母さんたちが作った山菜ビュッフェが楽しめる。かまどや茶室など、そこかしこに陶芸が使われる。

山菜採りツアーを楽しんでいる人もいました。

絵本と木と実の美術館

廃校を利用して作られたアートスポットの先進地。雪解け水を動力にして、木でできたオブジェが動くのが印象的。オープン当初のおよそ10年前に、作品設置のボランティアで参加したアーティストが作った新たな展示も。

美術館のある集落が、親しみのわくイラストで描かれていて、そこに住民が、自分の好きな場所などを記入していっていました。こんな地図がどの集落でもできたら、とってもすてきな世の中になりそうだなあ。

まつだいアートギャラリー能舞台

施設の中も、まわりの山間にも、アート作品がいっぱい。鑑賞というより体感というものが多いかも。
常設の黒板の部屋。平成最後だったので、落書きもそんなかんじ。

村を歩いていると、山菜を干しているお家がいくつかありました。
山菜を標本(ハーバリウム)にして、レシピを添えた展示。山菜の食堂もありました。
レシピ持って帰って作ってみよう。親しみがわく。

 

100以上のアート作品があるのですが、その中でも心に残ったものを紹介しました

 

その場所で鑑賞するから面白い

 

越後妻有。京都・南丹よりも正直かなり山深い。
「何もない」って表現する人も多いと思う。

どこにでもある田舎道の中に、テーマカラーの黄色い看板と、作品が突然現れる光景は、なかなかびっくりするけど、お互いがお互いを、ひきたてあっているように思う。

田舎にはたくさん生えてきて、時には雑草扱いされる山菜も、外から見たら宝の山。
いつも暮らしている集落だけれど、アーティストと地図を描けば、なんだか前よりも素敵に見える。

わざわざ行くから、面白いし、外からの目線が、地元に住んでいる人の発見になる

 

Creator Days NANTAN

さて、京都・南丹でも、ものづくりのイベントがありますよ。
作品を展示するわけではなくて、ものづくりの現場、工房が見学OKになります。
5月23日から25日の3日間、はじめて開催。
陶芸、木工、染色、くみ糸、友禅和紙、煤竹、天鵞絨、、、個人の工房から会社まで、様々な工房がオープンになります。
わざどころPONも、3日間オープンしますよ。(通常営業ですが笑)

 

チラシ作成も担当させていただきました

JR嵯峨野線に乗ったら、京都駅からでも30分弱で到着。
まちからの近さと、参加工房の多様さが、特徴かなと思います。

25日13時からは、「NANTANオーガニックとものづくりのクロストーク」というイベントがあります。
かなこもパネリストとして、お話させてもらいます。

いまの時期は、ちょうど田んぼに水が入ってキラキラ、新緑もきれいで、歩いているだけで、さわやかな気分になれます。四季折々の美しさがあるのも、魅力だなあ。

 

 

ちなみに、、、
この旅行記事は、連作にしようと思ってます。
以下三記事、順次公開予定。
おたのしみに~~~

★もくじきさんがここにも!木喰観音堂

★雪の上のキャンプ場と日本三大薬湯

★令和初日、驚きの迎え方。古民家とシロアリ