記録冊子づくりの記録-八木駅舎120年の記憶-ありがとう八木公民館-
- 2020.06.18
- 講演・掲載など
記録冊子を2冊、作らせてもらいました
2020年入ってすぐの大きな仕事。
まちの大切な場所、駅舎と公民館の、記録冊子をそれぞれ作らせてもらいました。
移住者なので、ここ数年でやっと出会ったところですが、まちの人の長年の想いをきいて、私まで胸が熱くなってきました。
大企業がシュッとするような!?オシャレなデザインはいくらでもあるしスピード感もいいけれど…
時間はかかれど、半ばカウンセラーみたいに話をきいて作っていくのが、私は結構好きです。
京都新聞の、京都府内全域に載ったので、これを期にブログにかきました。
☆クラウドファンディングを経て…八木駅舎冊子完成!新聞掲載
2019年冬。
最寄りの八木駅舎がいよいよ取り壊されるよということで、このまま何もなく無くなるのは寂しいよね!と、
たまたま暖を取りに、うちの店(わざどころPON)に集まったようなご近所さんたちで、話が盛り上がりました。
まちの一大イベント、花火大会に向けてクラウドファンディングを設定し、セレモニーをしたり冊子を作ったり。
私がクラウドファンディングで空き家を改修してお店をひらいたのもあって、色々きかれるがままに、面白くなって、どっぷり一緒に作っておりました。
無事に約90万円が集まり、記録冊子を作るぞー!となって、更にまちの人たちから、昔の写真やら、切符やら集まりました。私だけではとても難しかった分厚い町の歴史本も、歴史をよく知る人とともにスッキリとまとめることができて、めちゃめちゃ勉強になりました。
ぱらぱら〜と動画で中身を見せてます↓押すとYouTubeの画面がひらきます
せっかく作ったし!ということで、クラウドファンディングの返礼だけじゃなくて
わざどころPONでも在庫限りで販売することになりましたよ。
これでまたなにかのご縁がつながると嬉しいです。
来春に新駅舎が完成する予定なので、それにあわせてなにかしたいねーとも話してます。
八木マップと一緒に楽しんでもらえるといいな。
幻となったお別れ会と、八木公民館記録冊子
もう一冊は、八木公民館の記録冊子。
まちの文化の拠点として、長年にぎわった場所です。
昔の図面や、文化祭の様子
サークル活動をしていた人たちからの寄稿もたくさん。
いーっぱい物語が詰まっている場所ということが、ひしひしと伝わってきました。
思い出が詰まった公民館。
最後もしっかり思い出づくりで、お別れセレモニーをして、そこでこの冊子も配布する予定でした。
それがコロナ禍で中止に。
仕方ないことではありますが、熱い想いが詰まっていただけに、意気消沈の職員さんたち…
私もずっと準備の様子をワクワク見ていたので、なんとも悲しい気持ちに…
でも「イベントができなかったからより一層、冊子を作っておいてよかった。良い冊子ができてとてもうれしい。」と言ってくださったのです。
もう、違う意味で、涙が…
ありがとうございました。
気持ちの整理
こうしたまとめ冊子を作ることで、気持ちの整理に立ち会わせてもらっているのかなという気がします。
なんとなくの想いを、一緒に、見える形にすることは、時間はかかるけれどとてもおもしろい。
またなにかに関われたらと思います。