着物で旅行してみた時のもちものあれこれ
- 2019.09.14
- 和文化・手作りの楽しみ

初秋。ちょっと遅い夏休みということで、2泊3日の旅行にでかけました。
大学生の頃に古着を材料に制作活動していたことが発端で、もう着ないという着物や小物をいくつもいただくようになったので、普段から着物を着る機会を増やそうと心がけています。
まだまだ下手くそですが…週に1回のお茶の稽古や、ちょっと人前に立つ機会には、ちゃんと帯をして。でも普段はラフに着崩して着てます。
今回ははじめて、東京と名古屋への旅程をすべて着物で巡ってみました。
帯と小物で着回したらそんなに荷物多くなかった
着物は荷物多くなるやろか…と思いつつ
下着だけ変えて、着物は着回し、帯と小物だけバリエーションつけたら、キャリーケース不要でした。
電車に揺られる…1日めと3日めのコーデ
20年来の、地元の友人が撮ってくれました。
「最近ブログ更新してないでしょ。はい、これブログ用!」
この日は暑かったのですこしばててるw
汗かく季節なので、綿の単で、すずしげな水色の小物。
地元の友人のお母さんがくれた帯と、祖母がくれた帯締めでした。
1日めは東京で美術館めぐり
3日めは地元で名古屋式モーニングと、早めの敬老の日ランチを楽しみました。
行き帰りで、電車に長い時間乗るので(名古屋京都間は鈍行)背もたれにもたれて居眠りしても大丈夫な、貝の口結びで行きました。
いちにち観劇…2日めのコーデ
新しくなった東京の歌舞伎座!
舞台は楽しいですね…大学生のころ、ミュージカル部で部長をしていて、舞台は結構好きです。
歌舞伎は今回誘っていただいてほぼ初めていきましたが、はまりそうな香りがしました。笑
ほぼいちにち観劇の日で、あまり動かないので、お太鼓結びで行きました。
初秋らしく菊の帯と、黄色っぽい帯締めと、黄緑の帯揚げ。
襦袢を着なくても襟だけつけられるアイテムがあり、活用してみました。
素敵な着物マダムが沢山いらっしゃって、それもまた素敵でした。
これだけ持っていきました。着物旅もちものリスト
持っていったものはこんな感じでした
着物1着
帯2本
帯締め2本
帯揚げ1本
枕1個
なんちゃって襟だけ1
和装下着3日分
腰紐2本
伊達締め2本
コーリンベルト1本
帯板1枚
汗取り用補正タオル2枚
着付け用にクリップ2つとゴム紐1本
はきものは、足袋ソックスに、下駄でいきました。
かばんのこと
ちなみにかばんはこの2つ。と、風呂敷(下にひいてるの)
高校生の頃から愛用している、巾着状のかごバッグと
タイの作家さんが展示に来てくださったときに入手したショルダーバッグです。
キャリーバッグとかはなしでいけました。
風呂敷は、荷物が増えたら〜とか、雨降ってきたらかばんにかけよう(防水加工してある)とか思ってましたが、あまり使いませんでした。
楽しい着物旅行を!
朝すごく早い電車にのっていったので、着付けが適当で、途中で直しはしましたが、新幹線のホームのトイレとかは広いし荷物も置けて、楽になおせました。
思ったより大変でなかったです。
むしろ気分が上がってたのしい!!!!
普段からもっと着たいけど、どうしてもいつもは、知り合いにあったら「どこいくの?」って話しかけられて、井戸端会議が始まってしまうので、なんとなく遠慮しがちです。
でも旅行だとそのあたりの気持ちがフリーですね。
電車旅は好きで、なんなく行けることがわかったので、またやってみたいと思います!
秋は3連休も多いですし、迷ったら着物でGOですよ〜〜!